大腿骨遠位端骨折は遠位大腿骨の成長版を通しておこる骨折です。一般的には9か月齢以下の犬猫に発生します。
交通事故で多く見られますが、落下のような軽度の損傷でも成長版が分離することがあります。
左と中央の写真は手術前の写真で、大腿骨遠位端の成長版で骨折しているのが確認できます。 右のレントゲンはステインマンピンをクロスに挿入し、骨折部位を整復固定しています。