整形外科

4 大腿骨骨折

大腿骨骨折整復手術

大腿骨骨折は通常、外傷によって引き起こされます。はっきりとした外傷や病歴がなく大腿骨が骨折している場合には、腫瘍などの骨病変が存在している場合もあります。
大腿骨の骨折はギブスによる固定は奨められません。これらの方法では大腿骨を適切に安定化させるのは困難です。一般的な手術方法としては、髄内ピンによる固定、骨プレートとスクリューによる固定、創外固定が選択されます。

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髄内ピンによる大腿骨骨折整復手術レントゲン写真

左の写真は手術前のレントゲンで、大腿骨を骨折しているのがわかると思います。

右の写真は手術後のレントゲンです。大腿骨の中に太いピンが挿入され、三本のワイヤーで骨折面を固定しています。