歯科除去処置について
犬・猫も人間と同じように歯磨きをしないと歯垢、歯石がたまり、歯周炎を起こすことになります。
普段の歯磨きは非常に重要ですので行うようにしてください。
しかし、毎日の歯磨きはなかなかできないのが現実で、長い年月をかけて歯石が付着し歯周炎を起こしてしまいます。歯周炎は歯根炎や歯のぐらつきを起こして、最終的には歯が抜けてしまうことになります。
歯石が付着した場合は歯石除去を行ってください。
当院では、歯石除去は基本的に麻酔下で行っております。
無麻酔歯石除去について
ワンちゃんネコちゃんの歯石除去は、全身状態を確認後、麻酔をかけて行うのが一般的です。
なぜなら、ワンちゃんネコちゃんはおとなしく我慢して口をあけていてくれないからです。時間をかけて正確に行うことで、歯の裏側や歯周ポケットなどの汚れや歯石を確実に除去し、また安全に行うことができるのです。
また無麻酔歯石除去では歯の裏側や歯周ポケットの歯石除去はできません。結果的に歯周炎が悪化することになります。
「日本小動物歯科研究会」「アメリカ獣医歯科学会」も無麻酔歯石除去については否定的な見解を発表しております。
しかし、歯が悪く上手くご飯が食べられないにもかかわらず、高齢、心臓が悪いなどの理由から麻酔をかけられず、歯周疾患が放置されているケースも見られます。
当病院では歯周病の程度と麻酔に対するリスクを考慮したうえで、ワンちゃんネコちゃんが性格的に問題ないと判断した場合に限り、無麻酔による歯石除去を行います。
無麻酔歯石除去をご希望の方は診察時にお尋ねください。
御予約方法
お電話にてご予約ください。(大変混雑しておりますので、2週間ほど余裕をもってご予約ください)
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予約された当日の午前中にお越しください。
当日は12時間前からの絶食、3時間前からの絶水でお連れください。
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術前検査として、問診・診察・血液検査・レントゲン検査を行います。
(検査結果により処置の延期をお願いする場合があります)
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歯石除去を行います。処置後お電話にてご報告いたします。
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夕方の遅い時間(午後6時頃)にお迎えにいらしてください。