健康診断(ペットドック)
人医療では「予防に勝る医療なし」と言われ、早期発見、早期治療が重要視されています。
動物医療でも同様で、特に言葉が話せない動物たちの病気を早期に発見して、苦痛や不安を減らし、生活習慣の改善や体調管理をしてあげましょう。また、ワンちゃんネコちゃんは生後1年(大型犬は2年)で人間でいう20歳になり、その後1年で4〜5歳年を取ります。したがって人間よりも5〜6倍早く年を取ります。
年齢6歳までは年1回、6歳以上は年2回の健康診断が推奨されます。
一般健康診断(簡易健康診断)
外来診察による検査になります。
- 身体検査: 問診 視診 触診 聴診 カウンセリング
- 血液検査: CBC検査 血液生化学検査15項目
- 糞便検査: 腸管内の寄生虫や感染症の有無、消化管の機能がわかります
- 尿検査 : 腎臓機能 膀胱炎、尿石症の有無などがわかります。
ペットドック
日中預かりによる検査になります。
注意事項
- ペットドックは予約制になっております。お電話にてご予約ください。
- 前日の夜12時から絶食絶水での来院をお願いいたします。
- 検査当日は午前9時〜11時に来院していただき、午後4時以降のお迎えになります。
- 便はなるべく新鮮なものをラップ、ビニールにくるみご持参ください。
- 尿検査を行いますので、できるだけ朝は排尿させずにご来院ください。
または後日お持ちいただいてもかまいません。
検査内容
- 身体検査
問診 視診 触診 聴診 カウンセリング - 血液検査
CBC検査 血液生化学検査15項目 - 糞便検査
腸管内の寄生虫や感染症の有無、消化管の機能がわかります。 - 尿検査
腎臓機能 膀胱炎、尿石症の有無などがわかります。 - レントゲン検査
胸部は心臓、肺、気管などの形態的な異常がわかります。
腹部は肝臓、腎臓、脾臓、膀胱等各内臓の形態的な異常および脊髄、股関節などの状態がわかります - 腹部超音波検査
肝臓、腎臓、脾臓、副腎、膀胱、前立腺、子宮、消化管、腹腔内リンパ節の超音波による画像診断
オプション検査
- 心臓検査
日中預かりによる検査になります。
心臓超音波検査:弁膜症の有無、心筋の状態や心臓の機能がわかります。
心電図検査 :心臓の動きを電気的な波形にして調べます。 - ホルモン検査
甲状腺、副腎の機能検査
甲状腺機能亢進症は高齢のネコちゃんの5頭に1頭はかかると言われております。
副腎皮質機能亢進症はワンちゃんで多飲多尿多食の症状が見られます。 - アレルギー検査
アレルギーの有無やアレルギー物質について調べます。