本文へスキップ

目黒区中目黒(祐天寺)のブライト動物病院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-3760-9555

〒153-0061 東京都目黒区中目黒5-28-17


   ブライト動物病院 Bright Animal Hospital  l



麻酔 整形外科ANESTHESIA & SURGERY

麻酔について

当院では最新の麻酔器を使用し、常に安全に的確に麻酔処置を行っております。過去20年間で麻酔による事故は1件も発生しておりません。安心してお受けください。

麻酔を行う前に、安全に麻酔がかけれるか、身体に異常はないかを調べるため術前検査を行います。
術前検査は全身のチェック及び年齢にあった血液検査を行います。血液検査や心肺系に異常が認められた場合には、レントゲン検査、超音波検査等を行い、より詳しい検査が必要になる場合があります。また、麻酔薬投与前に心電図検査を行い不整脈等の確認を行います。
麻酔薬の選択は、その動物の状態や病態に適した麻酔薬を選択し投与いたします。
手術中の麻酔管理は、心電計、血中酸素濃度、CO2濃度、血圧、体温、吸入麻酔薬の濃度をモニタリングし、安全に進めてまいります。

先制鎮痛法を採用
先生鎮痛とは、痛みが始まる前に鎮痛剤を投与し、手術中および手術後の痛みを和らげていく方法です。手術はどうしても痛みを伴うものではありますが、痛みは動物の精神状態、手術後の経過、治療効果を左右するものであるため、また動物が手術後に快適に生活できるように、しっかりとした疼痛管理が必要になります。
当院では、個々の手術に適応した鎮痛法を選択し、動物が手術後に快適に生活できるよう取り組んでまいります。

整形外科疾患について

整形外科疾患とは、骨、関節、椎間板、末梢神経、筋肉、腱、靱帯といった運動器に関する疾患の総称です。整形外科疾患の動物では、歩行の異常、肢の拳上、脚の変形、肢への体重負荷の減少、筋肉量の低下、関節の疼痛、関節可動域の制限、全体的な動きの悪化といった症状が認められます。また、血液、神経、栄養、内分泌とも密接な関係があり、これらの疾患によっても運動機能障害が見られることがあります。
これらの運動の異常をいち早く発見し、また治療していくことで、いつまでも元気に歩け、動き回れる生活を送れるようになります。

こんな症状はありませんか?

  • 歩き方がぎこちない気がする。
  • 散歩のとき、歩く距離が短くなった。
  • 散歩のとき、歩く速度が遅くなった。
  • 階段を上りたがらない・駆け上がらない。
  • ジャンプしなくなった。
  • 誰かが帰ってきてもお迎えに行かない。
  • 何となく元気がない・横になっている時間が長くなった。
  • 関節を触られるのを嫌がる。

整形外科疾患の診断は問診、触診、レントゲン検査が一般的で、より詳しい検査では関節鏡検査、CT検査、MRI検査を行います。関節の疾患では触診による検査が重要で、時に麻酔下で行う必要があります。また、関節疾患では免疫異常や感染症も認められるため、免疫系の検査や関節液検査が必要になります。


跛行を示す動物の鑑別診断リスト


成長期の前肢の跛行
骨端軟骨骨折
骨折 剥離骨折
離断性骨軟骨炎(肩 肘)
肘突起癒合不全
骨端軟骨の早期閉鎖
肘関節の不一致
軟骨核の遺残
汎骨炎
肥大性骨症
先天性脱臼(肩 肘)
環軸亜脱臼
成犬の前肢の跛行
骨折
脱臼(肩 肘)
変性性関節疾患
骨・軟骨組織の腫瘍
炎症性関節疾患
橈骨の湾曲・尺骨不一致
頸椎椎間板疾患
肘関節形成不全
汎骨炎
二頭筋腱滑膜炎
棘下筋腱の拘縮
手根の過伸展
成長期の後肢の跛行
骨端軟骨骨折
骨折 剥離骨折
股関節形成不全
離断性骨軟骨炎(膝 飛節)
膝蓋骨脱臼
長̪趾伸筋腱の剥離
汎骨炎
肥大性骨症
前十字靭帯部分断裂
レッグペルテス
成犬の後肢の跛行
骨折
股関節脱臼
膝関節脱臼
十字靱帯断裂・半月板損傷
アキレス腱断裂
足根関節脱臼
変性性関節症
汎骨炎
膝蓋骨脱臼
骨・軟骨組織の腫瘍
腰仙椎症候群
胸腰椎椎間板疾患
炎症性関節疾患



膝蓋骨脱臼整復手術 Patellar Luxation


膝蓋骨脱臼は先天性・発育性脱臼が大半を占める疾患ですが、外傷性の場合も見られます。多くは内方脱臼が多数を占めますが、外方あるいは両側に脱臼する場合も見られます。中~大型犬より小型犬種で多く見られます。膝蓋骨脱臼は4段階のグレードがあり、グレード2以上で疼痛や跛行が認められたり、グレードが進行性の場合は手術が適応されます。

グレード1:膝蓋骨手で脱臼させられるが、圧迫を解除すると正常位に戻る。
グレード2:膝関節の屈曲時に自然に脱臼する。膝関節を伸展し脛骨回転させると正常位に戻る。
グレード3:大部分は膝蓋骨は脱臼したままであるが、関節を伸展させると手で整復することができる。
グレード4:膝蓋骨は常時脱臼しており、手で整復することができない。

膝蓋骨脱臼の手術は、脛骨粗面移植、滑車形成術、外側関節包の縫縮、軟部組織の調整等を組み合わせて行います。

膝蓋骨内方脱臼整復手術 術前および術後写真

左の写真は手術前のレントゲンです。矢印の丸い骨が膝蓋骨です。膝蓋骨は正常では膝の中央に位置しているのですが、この写真では膝の内側に変位しています。
中央の写真は手術後のレントゲンになります。膝蓋骨が正常な位置である膝の中央に戻っています。
右の写真は手術後のレントゲンで横からの撮影になります。

大腿骨頭切除手術

大腿骨頭切除手術は小型犬のレッグペルテス病、慢性的な股関節脱臼、股関節形成不全に適応になります。股関節の関節球である大腿骨頭を切除し、筋肉による人工的な関節で歩行させる手術です。

大腿骨頭切除手術後のレントゲン写真

矢印の部分には丸い関節の骨が本来あるのですが、手術により摘出されています。
大腿骨頭と骨盤の間には筋肉の膜がはさまれており、骨どうしが当たらないようになっています。

大腿骨骨折整復手術

大腿骨骨折は通常、外傷によって引き起こされます。はっきりとした外傷や病歴がなく大腿骨が骨折している場合には、腫瘍などの骨病変が存在している場合もあります。
大腿骨の骨折はギブスによる固定は奨められません。これらの方法では大腿骨を適切に安定化させるのは困難です。一般的な手術方法としては、髄内ピンによる固定、骨プレートとスクリューによる固定、創外固定が選択されます。

髄内ピンによる大腿骨骨折整復手術レントゲン写真

左の写真は手術前のレントゲンで、大腿骨が骨折しているのがわかると思います。
右の写真は手術後のレントゲンです。大腿骨の中に太いピンが挿入され、三本のワイヤーで骨折面を固定しています。

                                 

大腿骨遠位端骨折整復手術

大腿骨遠位端骨折は遠位大腿骨の成長版を通しておこる骨折です。一般的には9か月齢以下の犬猫に発生します。交通事故で多く見られますが、落下のような軽度の損傷でも成長版が分離することがあります。

大腿骨遠位端骨折整復手術 クロスピン

左と中央の写真は手術前の写真で大腿骨遠位端の成長版で骨折しているのが確認できます。
右のレントゲンはステインマンピンをクロスに挿入し、骨折部位を整復固定しています。

橈骨尺骨骨折整復手術

前肢の橈骨尺骨骨折は全骨折の8.5~18%を占めます。小型犬が高いところから飛び降りての骨折が多く見られます。幼若犬で骨折面が変位していなければギブス固定でも治癒することが可能ですが、今回の症例のように、骨折面が変位している場合には外科手術による整復が必要です。手術法は創外固定手術、骨プレートとスクリューによる固定が選択されます。髄内ピンを橈骨に使用するのは困難です。 

橈骨尺骨骨折整復手術(プレート スクリュウー)

左の写真は手術前のレントゲンです。橈骨、尺骨ともに骨折しており、このレントゲンでは判断しづらいですが、左右に変位が認められます。
右のレントゲンは手術後のレントゲンになります。骨プレートと6本のスクリューにより固定しています。
この症例は幼若犬であるため、骨折治癒後にプレート除去を行っております。

Bright Animal Hospitalブライト動物病院

〒153-0061
東京都目黒区中目黒5-28-17
TEL 03-3760-9555

動物取扱業登録書
東京都目黒区中目黒5-28-17
保管 13東京都保第003968
登録   平成25年5月15日
有効期間 平成30年5月14日